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篠田 瑞生 院長

MIZUO SHINODA

朝起きて、寝るまでの間の動きを作っていくのが整形外科医の務め。

日本医科大学を卒業後、整形外科医として1200例を越える手術を手掛ける。その豊富な経験を活かすべく、1994年に『千川篠田整形外科』を東京メトロ有楽町線/副都心線「千川駅」より徒歩2分のこの地に開設。現在にいたる。

篠田 瑞生 院長

篠田 瑞生 院長

千川篠田整形外科

豊島区/要町/千川駅

  • ●整形外科
  • ●リハビリテーション科

豊富な手術経験と臨床経験を基に

篠田 瑞生 院長

医者志望の友人がおりまして、彼に誘われる形で試験を受けたところ、たまたま受かってこの道に、というのが正直なところです。兄が建築関係の仕事に就いていたこともあり、私自身もそちらに進むことを希望していた時期もあったのですが、その兄から「せっかく人を治せる位置にいるのだから、もったいないぞ」と後押しされたことも大きかったかもしれません。
今振り返れば、あの時の選択は正しかったと思えます。私は病院勤務時代、多くの手術を手掛けてきましたが、手術の技を磨くことは患者さんの喜びに直結していました。それは本当にやりがいのある、充実感に満ちた時期を過ごせていたように思います。では今はどうか、となりますと、形は少々違っていても、やりがいのあることに変わりはありません。経験を踏まえたアドバイス、そして充実したリハビリテーションのシステムが皆様のお役に立てていることに自負を持っています。

患者さんは、できれば手術を避けたいと思っているもの

篠田 瑞生 院長

大学時代の教授は運動療法の権威でありましたが、正直なところ、当時はリハビリにあまり心を傾けてはいませんでした。教授からは熱心に手ほどきを受けたのですが、それよりも手術の技量をあげることに目が向いていたのです。ただ、こうして開業をしてみますと、患者さんの本当の気持ちがよくわかるようになり、ここにきてようやく当時の教えが役に立っていると感じています。
患者さんは総じて、できれば手術を避けたいと思っているもの。もちろん腰痛などの場合、手術によって早期に社会復帰できるケースがあるのは事実ですけども、しないで済むのであればそれに越したことはない、というのが患者さんの正直な気持ちでしょう。実際、時間は多少掛かるにしても、リハビリテーションで充分に症状は改善できます。
まず手術ありきではなく患者さんの希望を聞き、その中で力を尽くしてまいりたいと考えています。

患者さんの置かれた状況に応じて、適切なリハビリテーションを

篠田 瑞生 院長

手術を望まれない方のための運動療法をおこなうとともに、術後の回復を早めるためのリハビリテーションもおこなっています。当院には7人の理学療法士が在籍しており、彼らがマンツーマンの形で患者さんに付いておこなうという形ですね。
設備がそろっているものですから、こちらにおいでいただいてリハビリをするほうが効果的ではあるのですが、すべての方がそれが可能なわけではありません。その意味で訪問リハビリテーションは、街の整形外科医としての責務であると思っています。
ケースとしては少数になりますが、在宅でリハビリをおこなったことで症状が改善し、再び医院にこられるようになった方もいらっしゃいます。患者さんにとってもご家族にとっても、そして我々にとっても、それは大きな希望となっています。

深刻な問題となる前に、定期的に診ていくのがポイント

元々の専門であった首や腰、背中の痛みに加え、最近は姿勢の問題や骨粗しょう症の治療にも力を入れています。
お若い方から壮年の方に多い問題として、姿勢が悪いがゆえに腰痛をはじめとしたさまざまな症状が起こるものがあります。これに対しては理学療法士が中心となって筋力トレーニング等に取り組み、姿勢を正していくことで問題の解決につながるケースが増えてきました。
それから骨粗しょう症ですが、こちらに関しては定期的に診ていくことが非常に大切です。よくあることとして、骨密度などの検査をおこなわず漫然と薬だけ飲み続けているケースがあります。効果が定かでなければその治療の意味は半減します。どの薬によってどういう効果が出ているのかご本人がそれを把握していることで、治療の実は上がってくるのです。
骨粗しょう症は、生活習慣病の1つととられることができます。血圧のお薬を飲むのは、それによって大事にいたらないためのものですよね。骨粗しょう症の治療も同じです。早く診断をつけ、コントロールしていくことにより、腰の骨がつぶれてしまうような大事が防げるのです。時間とともに変わっていく状態を把握し、適切な治療をおこなっていくことが求められます。

これから受診される患者さんへ

今日の自分は、昨日の自分ではありえません。多くの方が、スポーツをしているから健康が保てると思っておられるのですが、それもやり方次第です。まして、身体は日々変化していくわけですから、若い時のように身体をいじめてよいわけがないのです。子ども達にも言えることですが、無理をすることなくスポーツに親しんでいただければと思います。

痛みがあるのでしたら、我慢せずに仰ってください。「痛みの感作(かんさ)」という概念があります。痛みは、それがあることで増幅し、さらなる痛みを呼び込むことがあるのです。そうと考えれば、痛みに対しては、早めに対処していくことが肝要になります。
どこかしら気になることがありましたら、お気軽に相談ください。ストレスなく毎日を送っていただけるよう、できる限りのことをさせていただきます。

※上記記事は2016.9に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

篠田 瑞生 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:ヨット、日曜大工
  • 好きな本:渡辺淳一(医療小説)、『海と毒薬』(遠藤周作)
  • 好きな映画:『人生の特等席』
  • 座右の銘:木を見て森を見ず
  • 好きな音楽:演歌、ジャズ、ムードコーラス
  • 好きな場所:神楽坂、京都

グラフで見る『篠田 瑞生 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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