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上田 治 院長

OSAMU UEDA

年間4000例を超える実績。内視鏡検査に特化した胃腸専門クリニック

昭和大学医学部卒業。虎の門病院で内科全般、胃内視鏡・大腸内視鏡診療の研鑽を積む。平塚胃腸病院内科常勤を経て、1991年に『上田胃腸クリニック』を開業(土日診療※検査のみ JR「池袋駅」北口・地上出口より徒歩6分)。

上田 治 院長

上田 治 院長

上田胃腸クリニック

豊島区/池袋/池袋駅

  • ●胃腸内科
  • ●内視鏡内科
  • ●消化器内科
  • ●内科

内視鏡検査に特化した胃腸専門のクリニック

上田 治 院長

医者を志したのは、まず兄が医師であったことが1つ。そして、骨肉腫という病気で中学2年生で亡くなってしまった姉の影響が大きかったかもしれません。私は化学が好きで、薬学部に行こうと考えていたのですが、2人のことがどこかに引っかかっていたのでしょう。
大学卒業後は虎の門病院に籍をおきました。今は大学を卒業すると2年間様々な科を学び研修を受けますが、当時はそういったシステムはまだありませんでした。虎の門病院は、今で言う全科ローテーションのようなシステムを取り入れていた数少ない病院のうちの1つでした。そこでさまざまな科を廻っていく中で、最も興味を抱いたのが胃腸科でした。当時の内視鏡は今に比べればかなり性能は落ちますけれど、それでも新しいものへの興味をかき立てられました。
『上田胃腸クリニック』は1991年に開院いたしました。内視鏡を用い、消化管疾患(食道、胃、十二指腸、大腸など)の診断と治療を中心におこなっております。

お電話による完全予約制

上田 治 院長

当院では完全予約制を取り入れております。大きな病院ですと、待ち時間が1時間かかることもあります。当院は内視鏡検査中心の診療になりますので、一般的なクリニックより診療時間はかかりますが、待ち時間を少しでも減らすよう心がけております。
当院では検査の予約は電話でおこなえますし、検査当日に説明もおこないますので、特段のことがなければ1日ですべてが終わります。全国から患者さまがいらっしゃるのは、検査・治療の質とそのメリットによるところが大きいと考えています。

年間4,000件を超える内視鏡検査の実績

上田 治 院長

一昨年(平成28年度)のデータになりますが、胃の内視鏡検査は2,626件、大腸が2,044件と、年間にして4,000件を超える方が内視鏡検査を受けておられます。これは先にお話ししました時間的なメリットに加え、口はばったいようですが、検査そのものの技術を評価していただいているのではないかと思っています。麻酔も使いますが、それを使えば誰でも苦痛がない検査をおこなえるわけではなく、特に大腸に関しては技術の差が如実に現れるものと認識しています。
機械については最新のものを導入していますが、昨今流行しています、経鼻内視鏡は扱っておりません。これは単純にカメラの精度を考慮してのことです。画質の良いテレビで見た方が良いのと同じ事です。より精度の高い検査をおこなおうとすれば、カメラは一定の太さがある方が好ましいのです。もちろん、太い方が負担がかかる可能性は高いですが、それこそ技術の問題になってきます。
麻酔を使っているということもあり、検査結果は1時間ほど休息していただいてから詳しくご説明しております。

時代とともに変わっていく病気の形態

胃がん、大腸がんは別として、昨今は逆流性食道炎が増えています。自覚症状の有る無しを別にすれば、40歳以上で検査を受けた方のおおよそ2人に1人以上の人にその兆候があると申してよろしいでしょう。
その要因は、食生活の欧米化も影響していると考えられますが、1つにはピロリ菌感染が減ってきたということも関係しているように思われます。ご存知のように、ピロリ菌は胃炎やびらん、胃・十二指腸潰瘍、さらには胃がんの発症と密接に関連していることがわかっています。しかしその一方で、ピロリ菌がいないことで胃酸過多になる傾向があるように思われるのです。食道炎がひどい状態が続くと、がんに派生していくリスクが生じます。このうち、欧米と同じ食道腺がんに派生していくケースが徐々に増えており、注意が必要です。食道がんは進行が早いがんでもありますので、内視鏡による定期的な観察が大切になります。

これから受診される患者さまへ

胃であれば1年に1回、ないしは2年に1回。大腸については、3年から5年に1回を目処に検査を受けられたほうがよろしいでしょう。むろん、症状があればこの限りではありません。大腸の場合、出血がみられたり、便通の状態が急におかしくなったら、すみやかに検査を受けることをお勧めします。私どもの統計では、大腸がんで手術にいたるケースは、そのほとんどが初回の検査で見つかっています。ですから、40歳を過ぎたら、何もなくとも1度は検査を受けていただきたいと思います。

※上記記事は2018年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

上田 治 院長 MEMO

  • 出身地:兵庫県
  • 趣味:釣り
  • 好きな音楽:クラシック

グラフで見る『上田 治 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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